ユーザおよびグループの変更などのADおよびAzure AD環境全体のすべてのセキュリティに関する変更、DCSyncやDCShadow攻撃などの悪意を持った活動、ADデータベースの流出、およびSIDHistoryの使用を監査します。
不正なドメインレプリケーション、ADデータベースのオフライン抽出、およびドメインレベルのGPOリンクなどの脅威を早期に検出し、コストのかかるランサムウェア攻撃を軽減および回避します。
どの権限を乗っ取られたかにかかわらず、重要なグループ、GPOの設定、およびリンクへの設定変更、または資格情報を狙ったADデータベースの持ち出しから攻撃者をブロックします。
変更した人物を含め、ADおよびAzure ADで実行されたすべての変更に関する詳細な監査証跡により、組み込みの監査機能の盲点をカバーしつつActive Directoryの変更を追跡します。
包括的なActive Directory監査ツールは、事前の脆弱性評価から侵入検出や侵害されたアカウントの監視まで、あらゆる機能を備えています。Change Auditorなら、あらゆる段階の保護を実現します。
システムの提供する判読不能なログがシンプルで正規化された形式に変換され、Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Workstation(どのワークステーションで)の情報と前後の値がハイライトされます。
重大な変更やパターンが検出された場合に、現場にいないときでも、至急の対応を促す警告をEメールやモバイルデバイスで受けとることができます。
アカウント・ロックアウト・イベントに対して発信元のIPアドレス/ワークステーション名を取得できるため、トラブルシューティングが容易になります。
Change Auditorコーディネータ(サーバ側)、Change Auditorクライアント(クライアント側)、Change Auditorエージェント(サーバ側)、そしてChange AuditorワークステーションおよびWebクライアント(オプションコンポーネント)には固有のシステム要件があります。Change Auditorで監査できるすべてのコンポーネントおよびターゲットシステムのシステム要件と必要な権限の詳細なリストについては、『Change Auditor Installation Guide(Change Auditorインストールガイド)』を参照してください。
Change Auditorコーディネータは、クライアントとエージェントのリクエストの処理、およびアラートの生成を行います。
クアッドコアインテル® Core™ i7(または同等以上)
最小: 8 GB以上のRAM
推奨: 32 GB以上のRAM
次のバージョンまでのSQLデータベースがサポートされています。
注意: パフォーマンスは、ネットワーク構成、トポロジ、およびAzure SQL Managed Instanceの設定によって異なる場合があります。
注意: Change Auditorは、SQL Always On可用性グループ、SQLクラスタ、および行とページの圧縮が適用されたデータベースをサポートします。
インストール先のプラットフォーム(x64版)として、次のバージョンまでがサポートされています。
注意: Microsoft Windows Data Access Components(MDAC)が有効になっている必要があります。(MDACは、オペレーティングシステムの一部として搭載されており、デフォルトで有効になっています)。
最適なパフォーマンスを実現するためのQuestからの推奨事項:
注意: Change AuditorデータベースがAzure SQL Managed Instance上に存在し、Azure Active Directory認証が選択されている場合は、Microsoft ODBC Driver 17 for SQL Serverが必要です。
注意: Change Auditorデータベースには、事前に固定サイズを割り当てないでください。
また、次のソフトウェアまたは構成が必要です。
アカウントコーディネータに最低限必要なその他の権限については、『Change Auditor Installation Guide(Change Auditorインストールガイド)』を参照してください。