アプリケーションの導入を加速します。アプリケーションを導入する際、それに対応するデータベースの変更が必要になった場合には遅延が発生しがちです。これは、データベースの変更管理が手動で不完全なプロセスであり、アプリケーションのダウンタイムを招く不具合をもたらすことが少なくないためです。もしこれらすべての問題に対処しなければならないとしたら、その間に競合他社に先を行かれ、イノベーションの面で後れを取ることになります。組織にとってデータベース変更管理をDevOps文化に取り入れることは簡単ではないかもしれませんが、一時しのぎのソリューションを利用したり、一貫性のないプロセスを継続したりすることは解決策とは言えません。
DevOps文化を取り入れることで、アプリケーションをより迅速に導入できるため、ソフトウェア変更の構築、テスト、リリースが迅速化します。結果として、予定外の作業ややり直し作業が21 %減少し、19 %の増収につながります。* データベースおよびアプリケーションの変更を、継続的インテグレーションおよび継続的導入（CI/CD）のワークフローに取り込むということは、品質、パフォーマンス、信頼性を妥協することなく、DevOpsパイプライン内でキーとなるデータベース変更管理機能を実行できることになります。そのためビジネスの即応性がより高まります。
*2017 State of DevOps report（2017年DevOpsの状況に関する報告）。2014年CA調査報告書「DevOps: the Worst-Kept Secret to Winning in the Application Economy」（DevOps: アプリケーションエコノミーで勝ち抜くための公然の秘訣）